(新幹線の中で)
高杉 「恵さん。お腹、空きました!」
恵 「ははぁ~あんたね~ぇ!ははっ、そうね!食べよ!!」
高杉 「あっ!お姉さん、駅弁ちょうだい!!」
売り子さん 「どれに、します?」
高杉 「僕、これ!あきたこまち弁当!!」

食感が特徴的な秋田県産舞茸の天麩羅、自家製ハタハタ唐揚げ、「畑のキャビア」
と呼ばれるトンブリ、漬物は秋田の名産品「いぶりがっこ」、ごはんは
「秋田県産あきたこまち米」を使用しており、煮物には、ぜんまいやわらか煮を使用し、
しゅうまいとんぶり添え、鮭塩焼きなどおかずの種類が豊富で、
郷土色豊かな秋田の幕の内弁当です。
恵 「私、おかみ弁当!!」

ホテルや旅館の女将さんたち(JRグループ協定旅館ホテル連盟秋田・
津軽支部の女将さんを中心に組織する「こまち会」)が、
「観光客に旅の思い出、秋田の食の思い出にしてもらおう」と考案。
秋田を代表する食材や家庭料理を詰め込んだ郷土色豊かな、お弁当です。
(もぐもぐ、むしゃ、むしゃ)
高杉 「僕。タクシーの中で、困りましたよ~っ!うっ、うん」
恵 「えっ~?!あっ!お茶、取って!なにが~?!」
高杉 「は~い、どうぞ!!だって、何を言ってるか全然、うっ、うん、
わからないですよ。言葉が!!」
恵 「この、漬物うまぁ~!そうよね~!でも、わたしさぁ~!美奈子に 秋田弁講座をさせてたからさぁ~!本人は嫌がってたけどね!!」
高杉 「でも、美奈子さん。綺麗だったなぁ~っ!」
恵 「その、たけのこ、頂戴!!何、言ってんの!妻子もちがぁ~!!」
高杉 「あぁ~!たけのこ、取っておいたのに~ぃ!!」
恵 「でも、今回の取材も良かったよね!ふぅ~食べた食べた!」
高杉 「早っ!!うっ、うん。ほんと、、うっ、うん。」
恵 「ほらほら、お茶!!さぁ~次は何処に行こうかなぁ~!!」
高杉 「うっ、うん。ふぅ~!何言ってんですか!この後、取材の
まとめやらなんだかんだと、お仕事が、たくさん待ってますよ!!」
恵 「あははっ、マイペンライよ!!」
タイ語で、「マイペンライ」とは、「心配ない」「気にしない」
「どういたしまして」と、いう意味です。
まぁ~沖縄で言う「なんくるないさ」みたいなもの??
(そして、1ヶ月後の編集部、、、)
高杉 「恵さん。秋田から葉書、届いてますよ~ぅ!」
(裏を見る)
高杉 「あれ!あれれ!もしかして、、、、くっぷぷ!」
恵 「なにぃ~?!秋田~?どれどれ、、、」
高杉 「め・ぐ・み・さ・ん!!」
恵 「ガーン!!」
高杉 「そうですか、そうですか!あの、加藤哲也さんが!!
うんうん、なんと!ご結婚されたと、、うんうん!」
恵 「、、、、、、」
高杉 「そういえば、独身と言っていたけど、恋人はいない!
とは、言っていませんでしたよねぇ~!め・ぐ・み・さ・ん!!」
恵 「あ~もう~っ!うるさいなぁ~!!仕事するよ!仕事!!」
高杉 「そうやって、三十路手前の長谷川 恵は、仕事に没頭していくので
ありました、、、、お・し・ま・い。」
恵 「何、勝手に終わらせてんのよ!まだまだ、続くわよ!!
さぁ~て!次の取材地は、何処かなぁ~ぁ!!」
恵&高杉 「またね!!」
この物語はフィクションであり、登場する団体・人物・お店などの名称はすべて
架空のものです。あしからず、、、
著 のっぺらぼう むね
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