そして、私たちが駐車場に戻ると、、、
高杉 「あれ?掛川ご夫婦?」
車から、手を振る、お婆ちゃんに近づく恵と高杉
恵 「どうされたんですか?」
お婆ちゃん 「う~ん。この辺りだと、車を拾えないんかと思うかいね。」
恵 「わざわざですか?」
お婆ちゃん 「うん。お父さんね、突然「もどるかいねぇ?」いいだすんよ!」
高杉 「ありがとう、お父さん!では、、」(車に乗り込む)
恵 「こらぁ!失礼でしょう!」
お婆ちゃん 「ほらほら、恵ちゃんも乗りんちゃいね。」
恵 「すいません。」(乗り込む)
お婆ちゃん 「ところで、次は何処に行くぅんかいね?」
高杉 「ちょっと、待って下さい。それは僕の役目ですよ!」
お婆ちゃん 「あははっ、そうなん?!」
恵 「こら、こら!」
高杉 「では、恵さん。次は何処に行くんですか?」
恵 「すいませ~ん。あのぅ~暮坂峠まで、お願いします。」
お婆ちゃん 「お父さん、暮坂峠わかるん?」
お爺ちゃん 「・・・・」(無言でコクリとうなずく)
高杉 「では、出発ぅ~!!」
恵 「こらこら!」
お爺ちゃん 「うん、、、」
お婆ちゃん 「うふふっ。」
わたし達は、またまた、掛川ご夫婦に車で送って貰うこととなりました。
恵 「あれ?朝に来た道を戻るんですか?」
高杉 「えっ?」
そう、暮坂峠は日本ロマンチック街道(55号)の途中にあるのでした、、、
高杉 「恵さぁ~ん!」
恵 「あはっ、トホホホ、、、」
そんなこんなで、わりかし、早く着きました。(恵、ショボン)
高杉 「恵さん、ここには何があるんですか??」
恵 「若山牧水の縁(ゆかり)の地よ!」
高杉 「若山牧水??」
お婆ちゃん 「わたし達も付いて行っていいかいね?」
恵 「そりゃ、もう~是非!!」
高杉 「旅は大勢の方が楽しいですもんね。お父さん!」
お爺ちゃん 「・・・うん」
お婆ちゃん 「ふふっ。」
高杉 「では、参りましょ~ぅ!!」
恵 「あははっ、もう~高杉君にタジタジね!」
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